MRI脳画像解析システム BrainGPS

 

BrainGPSはJohns Hopkin University(JHU)放射線科の森教授らが開発しAnatomyWorks社がライセンスした技術をもとに開発した最先端のMRI画像解析クラウドプラットフォームである。コンピューター資源やソフトウエアの一元管理を可能にするクラウドプラットフォームは研究の効率を高める非常に有用な手段であるが、昨今のセキュリティの厳格化に伴い、その利用が難しくなりつつある。AnatomyWorks社はエンタープライズソリューションとして、閉じられた研究所内で効率的かつ安価に技術を提供できるプラットーフォームを開発した。現在下記の3種類の画像解析技術を提供している。また、fMRI解析等サードパーティーとの協力によりパブリックドメインにある技術の実装も可能である。これらの画像解析技術の実装に加え、下記のインターフェースに示したように、”Preprocessing”と”Postprocessing”モジュールがあり、これらは大量データ解析のワークフローを強力にサポートしている。例えば、MRIスキャナーから得られた多人数のデータディレクトリから自動的に特定の画像(例えば脳のT1強調画像)を選別し、画像解析入力シートを作成することができる。これにより、画像解析はこの入力シートと画像をアップロードするだけでバッチ解析が可能になる。また、Postprocessingモジュールを使うことにより、画像解析結果を自動的に読み取り、バッチ解析結果をCSVファイル形式で集計することができる。

昨今の人工知能解析技術の進歩に伴い、大量データ解析の必要性が高まりつつある。本プラットフォームはそのような研究を効率的にサポートすることができる。

T1セグメンター:セグメンテーションによる脳形態の定量化
脳T1強調画像を自動的に287の領域にセグメントし、その体積を測定、報告する。JHU脳アトラスの構造定義に従い、五つのヒエラルキーレベルで脳構造を同定し、包括的な脳形態に関する情報を提供する。

 

DTIデータ解析:白質構造の定量化
DTIのデータ解析には異常信号の検出、除去をはじめ、いくつもの技術が求められる。さらに、描出された白質構造の定量化は高度な技術が必要である。世界で1,2000以上のユーザー登録を持つJHUのDTI解析技術をもとに、DTIのデータ処理から白質の定量化まで全て自動で行う技術を提供する。この製品により研究者はより効率的なデータ解析を行うことができる。

LDDMM解析:一対一の形態学的差異の定量化
JHUで開発された世界最先端の画像位置合わせ機能をもとに開発されたこの技術は、個体間や種間の形態学的差異を定量化することができる。

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